メアリーの総て

フランケンシュタイン」の原作者メアリー・シュリーの半生を描いた作品。

詩人パーシー・シュリーとその妻からパーシーを奪ったメアリーが愛人から本妻になるまでの物語。

その過程で単なる文学好きのお嬢さんが、生活力のある強い女性に成長していく。

様々な経験を経て多くの絶望を経験し、その想いを「フランケンシュタイン」に託したメアリー。

ふらふらと自由に生きているパーシーだけれど、メアリーに対する敬愛だけは本物だったようで、彼女が作家となるのに対しては協力的で理解も示している。

自分は、割とこの映画の当初思っていたのとは違うけれど足を踏み入れたからには、向き合う姿勢みたいなものを、パーシーとメアリーの生き方に感じ好きな作品となった。

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