映画「MOTHER マザー」

長澤まさみ主演の「MOTHER マザー」を観た。

この作品の長澤まさみ演ずる秋子という母親は、勤労意欲と能力がなく次から次へと男を渡り歩き、息子の周平をパシリにして学校へも行かせず家族からは見放されているけれど周平を使って同情を引きお金の無心をしたりパチンコ狂いの生活をしている。

 

レビューを見たら辛辣な内容ばかりだった。

この秋子って母親は、生活保護を受けるのだけれど「単なる生活保護」だからか然るべき期間が来ると保護を切られてしまう。


それで困窮状態に陥っても「働く」という発想は皆無のようで、家族に無心したり

息子に盗みをさせたり最後は、自分の父親と母親(息子の周平からすれば祖父母)の殺し(強盗)を息子に指示して息子は捕まり、母親も刑に服すけれど息子より罪が軽い理不尽という内容。

結局就労意欲と能力がないのならば「単なる生活保護」ではなく精神科に行って「発達障害とその二次障害からくる鬱」当たりで「障害者手帳 二級」でも取得すれば

生活保護に障害者加算がついて、生涯誰も「働け」と言わないのに(自分がそう)

祖父母も責めつけてばかりで「働く気がなく更に能力がない」のにこのような打開策を講じないのは、ある意味酷い。

(殺されても仕方ないとは言わないが)

阿部サダヲってすごく上手い俳優だなぁ・・・売れないホストのダメ男を憎めない感じで好演。

息子役の役者は幼少期も十代も上手かった。

典型的な胸糞映画だと思うけれど、本当秋子みたいな人はとっとと障害者手帳取得すれば解決する。

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