Netflixの利点は自分にとっては「字幕が付いている事」のみなので辞めてしまった。
Netflixは、配信ラインナップが酷い!と思う。
最後に、フランソワ・トリュフォー監督の1971年制作「恋のエチュード」を観た。
数日前に観たので記憶が曖昧だけれど、ジャン・ピエール・レオ演ずるクロードという男が姉妹の間で揺れ動く話。
遊びたいが為に結婚を約束した妹ミュリエルを苦しめるクロード。
物理的に距離ができると男は肉体的に近場の女に欲情し女は愛を募らせる。
妹とは別れて数年後姉の方と再会したクロードは、姉のアンとも関係を持つ。
結局妹とも姉とも別れて一人年老いたクロードがタクシーの窓ガラスに映る自分の姿を見て呟く「まるで老人だ」と。
・・・ま、それだけのおフランスっぽい恋愛ストーリー。
映像や衣装が素晴らしい。
「君の名前で僕を呼んで」は、ティモシー・シャラメ主演の青春映画。
海辺の別荘でひと夏を過ごす少年エリオ(ティモシー・シャラメ)と大学院生オリヴァーの性愛を描いた作品。
結構本格的なホモベットシーンも出てくる。
しかしストーリー的には、これだけの話なので二時間はキツイ。
異性愛でも性愛中心で他の要素があまりないってキツイような気がするのだけれど。
ティモシー・シャラメって俳優さんは、間違いなく美青年なので今後ディカプリオみたいな大スターになれるかもしれない。
後は、田村正和逝去を受けてU-Nextで「美しい人」を観た。
野島伸司脚本作品で1999年制作のドラマ。
この時既に50代の田村正和と20代の常盤貴子では、年齢差がありすぎて恋人というより愛人に見えてしまう。
田村正和演ずる美容整形外科医の岬院長と常盤貴子演ずるみゆきと大沢たかお演ずる刑事の三人を中心に描かれる恋愛・・・というより途中サスペンスっぽい展開もある。
案外と言ったら失礼だけれど面白いドラマだった。
野島伸司特有のよく考えたら結構荒唐無稽な展開とか、「君は悲しいほど美しい」etc.
というようなキザな台詞も、田村正和や常盤貴子のような役者が演じていると不自然ではない。
ラストは、二人幸せになるってオチなのかな・・・?と思うけれど・・・ちょっとよく分からなかった。
大沢たかお演ずるみゆきの夫村雨を撃ったのだけれど弾は入っておらずしかし「虫も殺さない」程優しい岬院長の心は壊れてしまった。
しかし、二人は再び・・・?みたいな終わり方。
滅多にドラマは観ないのだけれど中々関心、感動してU-Nextで「夏に恋する女たち」も一気に観ようと思った。