数年ぶりにU-Nextで観た。
結論から言うとやっぱりこの作品は一回観れば充分かも・・・。
心の拠り所を「リリィ・シュシュ」という女性シンガーに求める男子中学生雄一を主役に据えて田園風景の地方都市を舞台に中学生たちの「虐め、援助交際、レイプ、自殺」を描いた作品。
以前も思ったけれど「沖縄」の件が要らない。
大沢たかおは、何のために出てきたんだろう・・・。
全編に流れる「リリィ・シュシュ」の音楽がとにかく素晴らしい。
ラストに向かっていく過程で主人公も虐めの首謀者星野も少しずつ追い詰められていく。
インターネットの掲示板とかストラップがじゃらじゃらついた携帯とか懐かしい。
2000年代の始め頃の閉塞した空気が表現されている。
岩井俊二監督の作品の中でもとりわけ暗い・・・、虐めのシーンは観ていて辛い。
YouTubeでリリィ・シュシュのすべてのFULLがあったので貼っておく↓