近況・・・「鑑定士と顔のない依頼人」

眼球が乾燥して痛いので眼科で目薬を貰った。

ちょこちゃんの前の飼い主に画像添付メールを月一で送っている。

図書館へ行き

「評論家入門」小谷野敦

「バカのための読書術」小谷野敦

「いまこそ「社会主義」」池上彰 的場昭弘共著

「オールタイム・ベスト 映画遺産 外国映画男優・女優 100」

ヴィスコンティの肖像」

を借りた。

鑑定士と顔のない依頼人」をU-Nextで観た。

鑑定士と顔のない依頼人」は、巨匠ジョゼッペ・トルナトーレ監督作品。

一言で言うと「大掛かりな美人局」といったような話だった。

偏屈で孤独を好む悪徳鑑定士ヴァージルが広場恐怖症で外出出来ず人と対面する事も出来ない「謎の依頼人」から鑑定依頼を受け、引き受けるが「謎の依頼人」に興味を惹かれて物陰に隠れて「その姿」を覗いたら若い美人でヴァージルは彼女に恋をする。
少しずつ彼女の方もヴァージルを信頼し出し・・・。

と、このように偏屈な老人ヴァージルと若い美人だけれど外出できない奇病の彼女の

恋愛ものという体裁を途中まで取っているのだけれど結局この彼女はヴァージルを恨む

ビリーや機械職人ロバート達と結託して、彼の大切にしている美術品を盗み姿を消す。

広場恐怖症だとかその他諸々の設定も全て嘘)

レビューを読んだら「後味が悪い」と書いている人が多かった。

まず、依頼人の引きこもりの彼女は子供時代から引きこもっている割に綺麗すぎるのが違和感があった。

それだけ長期に引きこもっている人はやはり見た目に現れると思う。

本当に普通に暮らしている綺麗なお姉さん、という感じで薄っすらと違和感があった。

既に述べたようにそのあたりは、全てヴァージルを騙す為の嘘。

自分の拙い文章だと伝わらないと思うけれど、これは面白い映画だと思う。

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「謎の依頼人」引きこもりには見えない。