「孤独な天使たち」は、ベルナルド・ベルトルッチ監督の遺作でもある青春映画。
孤独を好むロレッツィオは、スキー教室に行くと両親に嘘をつき地下室で一週間気ままに過ごす計画を立てたが、地下室に腹違いの姉が突然現れ、しかも彼女はヤク中で・・・。
と言うようなストーリー。
ストーリーがどうこうという映画ではなく、状況や登場人物の心理を描いた作品。
でも、難解では全くなくって、観やすかった。
クラスメイトとスキー教室を楽しむ事より一人地下室でアリを観察したり好きな本を
読む事に喜びを見出す変わり者のロレッツォと腹違いの姉が地下室で過ごす僅かなひと時を瑞々しく描いている。
「プリティ・リーグ」は、第二次世界大戦となり大リーグの選手が多数出征してしまったので苦肉の策として全米女子プロ野球リーグが発足し彼女たちが切磋琢磨しながら成長していく様を描いた作品。
観ている間は、楽しめたけれど数日経過したら忘れてしまうような映画・・・かもしれない。
「がんばれ!ベアーズ」も問題児ばかりの弱小少年野球チーム「ベアーズ」が強い野球チームに成長していく姿を描いた作品。
どういう訳か「プリティ・リーグ」のトム・ハンクス演ずるコーチも「がんばれ!ベアーズ」に於けるウォルター・マッソー演ずるコーチもアル中という設定だった。