ここ数日。

WordのMOS資格試験に申し込みをした。

後は、自身の半生を思い返して懊悩したりして過ごしていた。

 

映画は、U-NEXTにて「ラストエンペラー」「さらば、わが愛/覇王別姫」「薔薇のスタビスキー」「コックと泥棒その妻と愛人」「デリカテッセン」を観た。

グズグズとブログ更新を怠っていたら、観てから数日経過してしまい感想を書く気になれない。

ラストエンペラー」と「さらば、わが愛/覇王別姫」は、所謂歴史大作だった。

既に二十年以上前観た覚えがあるけれど、再び観た。

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昔は「さらば、わが愛/覇王別姫」の方が好きだったけれど再見したら「ラストエンペラー」の方が好ましい気がした。

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↑「ラストエンペラー」にて清朝最後の皇帝溥儀を演じたジョン・ローン

さらば、わが愛/覇王別姫」は、「京劇 覇王別姫」を演じる蝶衣と小楼の間の同性間

の愛憎や裏切り文化大革命を背景として激動の時代に翻弄された二人の京劇役者の運命を描いた大作。

蝶衣は、小楼の事が好きなのだけれど、小楼はごく普通に女性が好きな男であっさり娼婦菊仙と結婚してしまう。

文化大革命の最中小楼は、蝶衣と菊仙を裏切ってしまう。

半ば捨て子同然で京劇役者養成所に入れられた蝶衣にとって常に守ってくれる存在だった小楼なのに大人に成長するにつれ人間的な弱さや狡さが露呈してしまう。

蝶衣は、「京劇 覇王別姫」と同様結ばれることがかなわない小楼の前で刀を抜いて自死してしまう。

悲しくて切ない物語。

「薔薇のスタビスキー」は、先日亡くなったジャン・ポール・ベルモンド主演作。

感想が書きにくい映画というか、アラン・レネ監督作で内容的には別に難解でもなく

観ている間はそれなりに楽しめる。

華麗な詐欺師スタビスキー(ジャン・ポール・ベルモンド)の栄光と転落。

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「コックと泥棒その妻と愛人」も二十代の頃確かBSで観たものを再見。

ピーター・グリーナウェイ監督作品で1989年制作。

大泥棒アルバートの妻ジョジーナは、夫の経営するレストランで知り合った学者のマイケルと不倫関係になる。

粗暴なアルバートは、レストランのコックリチャードに嫌われていた。

リチャードを嫌っていたからかリチャードは、マイケルとジョジーナの逢瀬を影で支援するが、不貞がアルバートに発覚しマイケルはむごくも殺されてしまう。

ジョジーナは、夫アルバートに復讐するべくリチャードに「マイケルを料理してほしい」と頼み調理したマイケルの遺体を夫の晩餐のテーブルに運ばせて夫を銃で撃つ。

・・・というようなカニバリズムをテーマとしたアート映画。

ピーター・グリーナウェイ監督作品はいつの頃からか(枕草子あたりから)観なくなってしまったけれど、ミニシアターとかアート系という括りで当時結構人気があった記憶がある。

「英国庭園殺人事件」とか「ベイビー・オブ・マコン」とか忘れてしまったけれど(内容は)いくつか観てどれも気に入った覚えがある。

デリカテッセン」に関しては、又後ほど・・・。

先ほど「あの胸にもう一度」というアラン・ドロンとマリアンヌ・フェイスフル共演の映画も観たので、その二作品に関しては後日。

ちょこちゃんの日常↓

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