なんかホモ雑誌みたいなタイトルだけれど。
「ボーイズライフ」は、1993年公開のアメリカ映画。
後に作家になった主人公が回想する少年の日々という「スタンド・バイ・ミー」方式。
「スタンド・バイ・ミー方式」とは自分の造語で「スタンド・バイ・ミーみたいに後に作家になった主人公が回想する形で物語が進むお話」
ってだけの意味。
まだ十代のディカプリオ演ずるトビーの母親キャロラインは、男を見る目がなくトビーの父親とも離婚しその後はコロコロと男を変えて生活している。
ドワイト(ロバート・デ・ニーロ)という紳士的な男と知り合いトビーの問題行動にも手を焼いていたキャロラインは、厳しくしつけてくれそうなドワイトと再婚をするが紳士的な上辺と違いドワイトは、執念深く嫉妬深いモラハラ男だった・・・。
と言うようなお話。
少しずつトビーがドワイトに殺意さえ覚え始める展開とか怖い。
ロバート・デ・ニーロは笑うと優しそうなのでこのような闇深い役をやると底知れぬ不気味な雰囲気が漂う。
トビーとその母親キャロラインは二年間耐えるけれど耐えがたくなり二人で逃げ出す。
母親キャロライン役のエレン・バーキンって人は優しくってあまり賢くなさそうで如何にも男運が悪そうな騙されやすい女の役が絶妙にハマっている。