今週に入ってから就労移行事業所へ行っていない。
障碍者雇用で就職すると恐れている差別や偏見に遭いそうなのでclosedでパートでもしようかと思うけれど、甘くはないだろう。
Netflixで「凶悪」を観た。
ピエール滝が元やくざの死刑因でその死刑因が余罪を告白し実際の首謀者は、シャバにおりそれは仲間内で「先生」と呼ばれる木村と言う男だった。
というような話で実際に起こった事件を元に書かれた小説の映画化。
この「木村」をリリー・フランキーが演じていてリリー・フランキーって遠い昔
イラストレーターをやっていた気がするのだけれど(小説も書いていた)
いつのまにやら立派な名優みたいになったのはどこかで「演技」を習ったのだろうか。
又、リリー・フランキーは声がとても美声だと思う。
この映画を観て真っ先に思い浮かんだ映画は「冷たい熱帯魚」で「冷たい熱帯魚」に於ける「透明にする」ってのがこの映画における「ぶっこむ」というやつに該当して要は
「死体を証拠隠滅する」事を指しているみたい。
隠滅の方法は「冷たい熱帯魚」の方が残虐だったけれど。
記者がこの事件に執着する理由が明確ではなかったのと、記者(山田孝之)の家庭事情など興味を持てない描写などあり、実際の連続殺人事件を扱った映画としては「冷たい熱帯魚」の方が個人的には良かった。
この映画の監督の「白石和彌」って人は先日鑑賞した「凪待ち」でも監督を務めていて
多作の人みたい。
自分はこの監督の制作した「彼女がその名を知らない鳥たち」という作品がとても好き。
借金まみれの老人を保険金目当てで殺すシーンでリリー爆笑(怖)