疲れた・・・。

今日「楽天」で購入したテーブルが届く予定だったのだけれど手違いでこなくって

疲弊した。

YouTubeで「じんべぇ」を観ている、画質が悪いけれどYouTubeでしか観れないので。

思わずあだち充の原作漫画まで買ってしまった。

正直「漫画原作」に忠実じゃあないと思うけれど。

あだち充は「ラフ」あたりまでは夢中で読んでいたけれど、それ以降どんなもの描いていたのか知らない。

漫画原作「じんべぇ」の方はあだち充の割には面白くなかった。

長編向きの漫画家なのかな(「じんべぇ」は中編漫画ってのか全一巻で長くない)

若い頃から「テレビドラマ」に興味がなく昔はリアルタイムで観るしかなかったから

(ビデオもない時代・・・一体いつの話やら)一気に観たいタイプなので連続ドラマってのはあまり観た事がない、性に合わないと思っていた(一気に観れる映画が好きだった)

先日観た「ニューヨーク恋物語」も自分が監督なら「ボクサーになろうとしたり寿司職人になろうとしたり移り気な柳葉敏郎演ずる小池エピソード」とかバッサリ切りたいし。

ニューヨーク恋物語」は色々語りたくなるドラマで前半と後半に分けられると思う。

前半(恋愛ドラマというよりは、ニューヨークにやってきた若者たちの群像劇)

の「田島」は誰が見ても「悪人」で自殺未遂をした美姫の自殺原因が「自分」にあっても罪悪感も持たない(ように見える)

それと田島って男は「企業買収」(みたいな事)をしていて仲間に裏切られてアル中になり・・・ってのが後半なのだけれど、この「企業買収」の件の描写が「本筋」(恋愛ドラマ)と関係ないからっていい加減で分かりづらい(適当に流し観た)

アル中になって困窮状態になった「田島」を救ったのが地味で説教臭い「明子」(岸本加代子)で明子って人はのっけからニューヨークに単身来た理由が「婚約者に裏切られた」なんて理由だけあって「女としての自信」を喪失している。

明子のおかげでアル中から脱出する田島・・・田島は明子に優しく接するようになるが「女としての自信」を失っている明子は、その優しさは「救ってくれたお礼」であって恋愛感情からではない、と固く信じている(美姫が自殺未遂した時も全く心配せず

「愛がほしいなら俺のところにくるな、俺は人を愛するような人間ではない」

(というようなニュアンスの事)(くー格好いい)

なんて言うような人なんだから今までだって「明子」が思っているほど女とうまくいっていた人じゃあないんだろうに、経験が少ない明子は「今までとてもいい異性関係を経験しているのに違いない、だって彼は素敵なんだから」と思い込んでいる。

そして「明子」は田島の元を去る・・・ここで「別れる」ところが最高。

継続して交際していたら幻滅しただろうに(そういうもんだから)恋愛のピークで別れる・・・最高のラスト。

本当「いいドラマ」だと思う、「コロコロ転職する小池エピソード」とか「善人すぎる坂入(真田広之)エピソード」とか本筋と関係ないところをバッサリ切れるのならば(自分が監督だったらそうする)溜息が出る程素敵なお話だと思う。

突然だけれどちょこちゃんの画像を加工した↓

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