独り言。

やっと日商PC検定を取得できたので、漢検の勉強を毎日頑張っている。

予定としては、8月中に「三級」と「準二級」を取得したい、という野望を抱いている。

昨夜鑑賞した「あ・うん」について「後半メキメキ面白くなる系統の映画」だと書いたし事実後半は面白かったのだけれど、色々と気にかかる点のある作品だった。

「あ・うん」は向田邦子原作でドラマ化もされているよう、ドラマの方では高倉健が演じた「門倉」を小林薫が演じたようだ(と、どこかに書いてあった)

板東英二演ずる「水田」という男は勤め人で直情的、善良だけれど割とすぐ「カッ」となるタイプ。

こんなタイプの人物が「妻 たみ」と親友が憎からず思い合っている雰囲気なのに見て見ぬふりで三角関係を継続するってのは「不自然」

又、高倉健演ずる「門倉」ってのは「ダンディないい男」という役柄なのに「実際の妻」(宮本信子が演じていた)の事は放置というか、楽しそうな三角関係から排除して孤立した生活を余儀なくさせている。

最後は「水田の娘」の恋愛沙汰の顛末・・・みたいな感じでいい話風に締めくくっていて「大人の三角関係」については有耶無耶な感じで終わってしまう。

水田の娘を富田靖子が演じていてだいたい18、9という設定、その母(水田の妻)たみは40代半ば。

アンチエイジングなんて言葉もなかった昭和初期にこんなに大きい娘が居るのに「少女的な透明感」があるお母さんが居たなんて・・・まさか・・・というか。

観ている間は特に後半面白いんだけれど、よく考えたら「リアリティ皆無」な映画だった。