近況。

先日交換して貰う為郵便局から送った中古ノートパソコンが出品者から送られてきた。

その中古ノートパソコンで本日のブログ記事を執筆している。

Wi-Fi接続が不安定である為交換して貰ったのだけれど、結果的に立ち上げると即繋がる商品が送られてきたので交換して良かった。

1~2万円の中古ノートパソコンをここ数年何台も購入したのだけれど、どれも返品せざるを得ないような代物で困っていたけれど、やっと良い商品が手元にきて満足。

就労移行事業所に関しては「来月話し合う」という事になっているけれど、どっちみち辞めるかもしれない。

「障害者 転職エージェント」を利用して就職するしかないかもしれないけれど。

どうしてよいのか分からなくなってきた。

ユーネクストで「ルシアンの青春」という映画を鑑賞した。

1974年の作品なので私の生まれる前半世紀近く前の映画。

監督は、ルイ・マル

主演のルシアン役のピエール・ブレーズはこの作品の二年後に事故で亡くなっているそう。

どうりで全く知らない訳だ。

舞台は、1944年第二次世界大戦真っ只中のナチス統治下のフランス。

フランスの片田舎に住む17歳のルシアンは、居場所がなくレジスタンス入りを希望するが若すぎる、という理由から断られてひょんな成り行きから「ゲシュタポ」の人たちに気に入られてドイツ警察の一員となる。

ユダヤ人仕立て屋の娘フランスに一方的な想いを募らせたルシアンは、ドイツ警察の一員であるという権力をチラつかせて彼女を手に入れる。

しかしユダヤ人である彼女とその家族は、強制収容所に連行されそうになりルシアンは咄嗟に居合わせたドイツ兵を射殺しフランスと祖母を連れて逃げる。

・・・とこのようなお話。

最後字幕で

「ルシアンはこの後逮捕されて処刑された」と出てくる。

ルシアンは、レジスタンスに加入しようとしたり成り行きからゲシュタポの一員になったりと思想のない思い付きで生きている男の子。

フランスの父ユダヤ人仕立て屋のおじさんが対比すると教養がある好人物として描かれる。

一瞬手にした権力を振りかざし好き勝手するルシアン。

言動に田舎者感が表れてしまう、根は悪人でもないルシアン。

そんな考えの足りない若者が戦争に巻き込まれて破滅していく様を描いた本作。

名作だと思う。