パトリス・ルコント監督作。
私が若かった頃ミニシアターというのが流行っていてパトリス・ルコントだのウォン・カーウァイだのがもてはやされていた時期があった。
だものだから、自分もそれらをよく観ていた、この作品も遠い昔観た覚えがあったのでDVDを購入して数十年ぶりに鑑賞。
「ライオンと呼ばれた男」は十代の自分が観てどうして感動したんだかサッパリ分からなかったがこちらは「面白かった」という記憶通り再び観ても面白かった。
パトリス・ルコント監督作。
私が若かった頃ミニシアターというのが流行っていてパトリス・ルコントだのウォン・カーウァイだのがもてはやされていた時期があった。
だものだから、自分もそれらをよく観ていた、この作品も遠い昔観た覚えがあったのでDVDを購入して数十年ぶりに鑑賞。
「ライオンと呼ばれた男」は十代の自分が観てどうして感動したんだかサッパリ分からなかったがこちらは「面白かった」という記憶通り再び観ても面白かった。
画廊で働くサリーの夫は一発屋の売れない作家で、サリーの父アルフィは老いに対しての恐怖から長年連れ添ったサリーの母と離婚しコールガールと結婚する、サリーの母は占い師に救いを求めサリーも夫も共に別の人に恋し夫婦関係は破綻する。
欲望に振り回される男女の悲喜こもごもを描く群像劇。
すごく面白いのにウディ・アレン作品の中では特に有名でもない。
ウディ・アレンって「悪人に限って得をする」みたいな暗い人間観を持っていると思うのだけれど、この作品に関しては誠意がある人が最後上手くいく、みたいな終わり方だった。
ジャン=ピエール・ジュネ監督この監督特有の独創的且つ前衛的な映像が随所にあり良かった。
但し登場人物が多く名前も覚えづらく途中やや混乱する。
演じている俳優が特に有名な人でもないおっさん俳優だから、全員同じおっさんに見える、というか見分けが付かない。
けれども戦場のシーンは迫力があったしところどころ美しい印象的なエピソードもある為観て良かった、と思えた。
映画好きの男子高校生ローレンスは、尊大で人付き合いに問題を抱えている為あちこちでトラブルを起こし孤立しつつも他人と上手く付き合えるように成長していく姿を描いた作品。
ローレンスはまだ成長の余地があるけれど、私なんか全く人付き合いできない訳だから。
自分のように人間嫌いでも、映画好きなのは映画の中の他人は自分と直接接点を持つ可能性が0なので傷つけられる事が起こり得ず「リアルの人間関係」のような恐怖心がない、だから映画の中の他人は嫌いではない「私」と関係ないから。
人付き合いできないと「現実の人生」を詰むから、やはり改善の余地がある若い内に克服するべきだと思う。
人との関係ってどうしてこんなに難しいんだろう。
自分は匙を投げてしまったがローレンスは、なんとか問題を乗り越えられるといいと思うけれど。
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」
ちょっと悪趣味で不謹慎なコメディ映画出演はロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズと豪華キャストだけれど、脚本がとっ散らかっているのかまとまりに欠けるような気がした。
「クルーシブル」
閉鎖的な街で少女がついた嘘がきっかけとなり人々の恐怖心から取り返しのつかない事態に発展する様を描いた作品。
もっとフラットな視点から他人を見ていれば違う真実も見えてくる筈なのに人間というのは事実より先入観を優先して物事を判断してしまう側面があり。
恐らく未知の事柄に対する過度な恐怖がこのように魂の目を曇らせてしまうのだろう。
「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」
ブリジット・ジョーンズシリーズの三作目。
ブリジットも四十代になっていていい加減落ち着いてもいいようだけれどそうはならず。
が脚本が上手いのかシリーズ中個人的には一番面白く感じた。
コリン・ファース演ずるマークが表情が乏しく苦手意識がずっとあったのだけれど生真面目過ぎる誠実さが今作では表現されていて、初めてこの人いいなぁと素直に思った。
10代の頃ビデオで観て感動した覚えがあったのでAmazonprimeで再び鑑賞。
結果なんでこれを観て十代で感動したのかサッパリ分からなかった。
捨て子だったサムはサーカス団に拾われて活躍するが怪我をきっかけに引退し清掃会社を立ち上げて成功するが、雲隠れというか蒸発?してしまい云々というよく分かんない話。
捨て子だった割には、サムのキャラクターは演じているのがジャン・ポール・ベルモンドだからか暗くない。
捨て子になってしまった経過やら突然全てを捨てた理由だとか説明されないもんだから
よく分からない部分も多かったけれど恐らくジャン・ポール・ベルモンドのファンだったら俳優生活の集大成ってかなんか感動するもんがあるんだろうな、とぼんやり理解した。
数年前鑑賞済みなのだけれど配信終了との事で再び。
司法試験を受ける為勉強をしながら日中は忙しく働く妻との間に出来た息子の世話をするブラッドは、息子と仲が良いルーシーという女の子の母親サラと不倫関係に陥り二人で駆け落ちする約束をするがブラッドは現れず・・・というメインの不倫ストーリーと出所してきた性犯罪者に対しての街の人々の反応を描いた群像劇。
メインは不倫なので生々しく俗っぽいのだけれど「性犯罪者と街の反応」の方がむしろ興味深く観れた。
自分は正しい、と信じる者の暴走は正義という裏付けがあるだけに厄介。
2006年公開20年前の作品だからケイト・ウィンスレットも若くって美人だった。
二人で逃げると言っても男の方は司法試験に落ちているし、2人とも三十代前半で今はいいけれど一緒に駆け落ちしても加齢と貧困で悲惨な未来が待っていそうだから男の方はそれを避ける為二人で駆け落ちするのに当たって待ち合わせた場所に現れなかったんだろう。
一時の性欲で物事の判断をしちゃならんって事か、最後まで飽きずに観れるけれどモヤモヤした。