U-Nextで「リアリティのダンス」と「ウォールフラワー」を観た。
「リアリティのダンス」は、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の自伝的作品。
幼い頃のホドロフスキーに対して厳しく接する父親。
その父親を演ずるのがホドロフスキーの息子、ブロンティス・ホドロフスキー。
前半は、幼きホドロフスキーが中心、後半が父親を中心に物語は進行していく。
母親がどういう訳か全編一人だけオペラ歌唱で台詞を話す。
障害者や同性愛者等が画面を賑わし、シュールで前衛的な映像表現だが「リアリティのダンス」という作品自体は「家族愛」の話。
「ウォールフラワー」
「壁の花」という位地味で目立たないスクールカースト下位の男の子チャーリーがある兄妹パトリックとサムと知り合った事をきっかけに、サムに対する不器用な恋心や、パトリックとの友情を通じて描かれる青春物語。
パトリックがゲイである、とかチャーリーのトラウマなど暗い側面も描きつつ
エマ・ワトソン演ずるサムとの上手くいかない初恋を描いている。
青春の持つキラキラした感じと半面暗い部分をバランス良く描いている作品だと思う。
↑可愛らしいエマ・ワトソン