今観終わった。
感動するような映画ではないのに、感動してしまった。
鳥丸せつこが「身体は抜群顔は、童顔」のみつ子という役を演じている。
その兄がビートたけし演ずるチンピラで愛人が高利貸しの津川雅彦、気が付いたら付き合っていた佐藤浩市演ずる若い男更に同棲していた演出家の男その間をみつ子はふらふらと漂っている。
男を手玉に取っている感じではなく（というか、みつ子はあまり賢そうではない）ふらふらふらふらしている、見ていてイライラするタイプ。
四十代の津川雅彦は「日本一三つ揃えのスーツが似合う男」って感じでギラギラとした中年男を演じていてインテリエロおやじ感がたまらない。
