日曜日。

昨日は、ユーネクストで「ザ・バニシング-消失-」を鑑賞した。

妻が突然失踪してしまった男は、三年経過しても諦めきれず、彼女を探し続けていた。

テレビで妻の失踪について訴えたところ「犯人」と思われる人物から連絡が来る。

・・・と概ねこんなストーリー。

この「サイコパス誘拐犯」が「誘拐する練習」をするシーンがあったり、通常は良い家庭人で社会的地位も高かったり。

ラスト対決して彼の正体が発覚か!?と思いきや、普通に連れ立って車に乗ったり妻を探している主人公は、真相を知りたい、と焦っている筈なのに呑気な描写が続く。

と、思ったら最後恐ろしい結末が!

「生き埋め」って映画の中で観た死に方の中でもベスト1に恐ろしい。

戦場のメリークリスマス」でデヴィッド・ボウイも生き埋めになっていて、あの時も恐怖に震えたが、こっちも中々の恐ろしさ。

だけれど「デヴィッド・ボウイ」と違ってこの映画の主人公は回避しようと思えば出来たのに犯人の手の内に安々とハマってしまう、おまぬけさんなかもしれない。

理不尽な終わり方がいい、自分は「悪の勝利」みたいな理不尽さは実は好きなのだ。

「因果応報」なんてない、狡い奴が勝つんだ、と思っている。