週末二本映画鑑賞した。

「グレース・オブ・ゴット 告発の時」「ウェディング・シンガー」を観た。

「グレース・オブ・ゴット 告発の時」は、フランソワ・オゾン監督の社会派作品。

30年以上経過して幼少期神父から受けた性的虐待を告発するべく立ち上がった様々な立場の男たちのお話。

次から次へと現れる被害者の視点で描かれる為主張がややぼやけてしまっているように感じた。

一人の被害者にスポットを当ててジワジワ描いた方が、感情移入できたのではないか、と思う。

フランソワ・オゾンっていろんな類の作品を撮るんだ、これと「スイミング・プール」が同じ監督とは。

一方「ウェディング・シンガー」はキュンとする楽しいお話。

アダム・サンドラー(よく知らなかったけれど、ジム・キャリーみたいなコメディアンみたい)演ずる「ウェディングシンガー」(結婚式の余興で歌う歌手の事)とドリュー・バリモア演ずるジュリアというキュートな女の子のすれ違い、ラブコメ

恋愛なんて縁がない生活をしていても、とにかくこのカップルの可愛さには惹かれる筈。

若い頃のドリュー・バリモアは、とても可愛く、80年代の洋楽も良い。

脇役や悪役に至るまで憎めなく描けていて、楽しめる良い作品。

日曜日。

ユーネクストで「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」鑑賞。

余命いくばくもない男二人が見た事のない海を目指すロードムービー

良い映画だと思うんだけれど、いっくら余命いくばくもないからって「銀行強盗」は普通に犯罪のような気がする。

警察とマフィアに追われる二人。

マフィアの面々はどこかまぬけ。

感動したいところだけれど、最後二人は普通に犯罪者な訳で。

音楽も良くって「海が見たい」なんて色々とオシャレだと思うんだけれど。

結局この映画で一番いい人って「後残りわずかな命の二人の事情を察して」逃してくれたマフィアの親分のような気がする。

 

週末。

ユーネクストで「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」鑑賞。

今世紀を代表する画家、フランシス・ベイコンと恋人ジョージのお話。

アート!という感じ・・・と言うのかな。

フランシス・ベイコン自身が気難しそうな嫌ぁ~な爺さんで。

その爺さん宅に忍び込んだ泥棒がジョージ。

こんな発端から二人は恋人同士となる・・・嘘~ん。

ベイコンの周辺に居るスノッブな人たちとの関係に疲弊して精神不安定になるジョージ。

そんなピュアなジョージを演ずるのが若き日のダニエル・クレイグ

映画全体が、映像が凝った感じでところどころ絵画のよう。

 

 

 

 

現在は

都内にある某B型作業所に通所している。

就労移行支援事業所を経て就職できなかった層の受け皿にもなっているようで在籍しながら障害者雇用枠で就職活動できる。

数日前診察に行った。

今の主治医の先生の事は心の底から信頼していて、なんでも話せて会うとホッとする。

人との関係で齟齬が生じた際は、このように振舞えばいい、と教えてくれる。

自分の主体性を尊重してくれて、言い分にもきちんと耳を傾けてくれて。

 

ユーネクストで「コーダ あいのうた」と「ザ・プレイヤー」を鑑賞した。

「コーダ」の方は、自分以外他の家族全員がろう者で、健常者である事から頼りにされすぎて進学もままならなくなりかけている女子高生のお話。

よくできた映画でも、どうもこの手の映画はしっくりこない。

自分が「映画の中の映画」と思っているのは「ラストエンペラー」で、本来映画ってもんは、あのような特殊な環境に生まれ育った一個人の波乱の生涯を描く・・・というような、そんなのが一番映画らしい映画だと思う。

だから「コーダ」みたいな映画は「良い映画だ」とは思うけれど、それっきりだったりする。

一方「ザ・プレイヤー」の方は最高。

一見芸能界のバックステージもののようだけれど、実際は「サスペンス」みたいな内容だった。

若い頃のティム・ロビンスは背が高く顔がちっこく、そして童顔でかわいく。

「モテただろーなー」と思うような容姿。

だけれど「ザ・プレイヤー」で彼が演じている映画製作者は、嫌な奴。

嫌な奴が最後ハッピーエンド・・・理不尽で最高。

映画は観終わってほっこりするよりも、ゾワーッとする方が好きだ。

日商PCデータ活用三級。

検定取得した。

早速「はじまりの街」「ウィッカーマン」「ひとひらの雪」鑑賞。

はじまりの街」は、旦那のDVから息子と共に逃げた母親とその息子の成長や希望を描いた作品で良い作品だと思うけれど、それだけだった。

ウィッカーマン」は孤島で発生した不可解な事件と巻き込まれた刑事の苦闘を描いている作品。

一見明るい雰囲気の中に不穏さが散りばめられた演出など面白く鑑賞できた。

そして!「ひとひらの雪」津川雅彦マニア垂涎ものの一作。

喪服姿の秋吉久美子を犯す津川雅彦、若い秘書に入れ込んでドアの前で復縁を懇願する、ちょっとホラーな津川雅彦を堪能できる一作。

 

はぁ。

自分のブログをふと読み返していたら「レイバー松本」となっていたので直しておいた。

そしてどういう訳か「レイプマン」という漫画の存在を思い出して画像検索してしまった。

ブログを書くと言語化能力が向上するかもしれないと思い書いているけれど。

政治だとか、社会の事に関しても書けるようになればよい。

少なくとも今の段階では、不可能。

去年「ニュース検定三級」を取得したのだけれど。

きっと「ニュース検定三級」って「中学 公民」とかその程度な筈。

履歴書にも書けないような代物かもしれない・・・。

2024年。

ずーっと「日商PCデータ活用3級」の勉強をしている。

映画が観れなくって辛い。

Yahooニュースで松本人志の性加害疑惑の記事を読んだ。

松本は「レイパー松本」と名乗れば良いかもしれない。

随分前(「松本紳助」とか)であんな話していたような気がする。

全く驚かないし、たいした事とも思えない。

きっと結婚していたり、子供が居るからまずいんだろう。

私は、世間並の人間ではないから、どうしてそれ程問題なのかピンとこない。