週末二本映画鑑賞した。

「グレース・オブ・ゴット 告発の時」「ウェディング・シンガー」を観た。

「グレース・オブ・ゴット 告発の時」は、フランソワ・オゾン監督の社会派作品。

30年以上経過して幼少期神父から受けた性的虐待を告発するべく立ち上がった様々な立場の男たちのお話。

次から次へと現れる被害者の視点で描かれる為主張がややぼやけてしまっているように感じた。

一人の被害者にスポットを当ててジワジワ描いた方が、感情移入できたのではないか、と思う。

フランソワ・オゾンっていろんな類の作品を撮るんだ、これと「スイミング・プール」が同じ監督とは。

一方「ウェディング・シンガー」はキュンとする楽しいお話。

アダム・サンドラー(よく知らなかったけれど、ジム・キャリーみたいなコメディアンみたい)演ずる「ウェディングシンガー」(結婚式の余興で歌う歌手の事)とドリュー・バリモア演ずるジュリアというキュートな女の子のすれ違い、ラブコメ

恋愛なんて縁がない生活をしていても、とにかくこのカップルの可愛さには惹かれる筈。

若い頃のドリュー・バリモアは、とても可愛く、80年代の洋楽も良い。

脇役や悪役に至るまで憎めなく描けていて、楽しめる良い作品。