現在は

都内にある某B型作業所に通所している。

就労移行支援事業所を経て就職できなかった層の受け皿にもなっているようで在籍しながら障害者雇用枠で就職活動できる。

数日前診察に行った。

今の主治医の先生の事は心の底から信頼していて、なんでも話せて会うとホッとする。

人との関係で齟齬が生じた際は、このように振舞えばいい、と教えてくれる。

自分の主体性を尊重してくれて、言い分にもきちんと耳を傾けてくれて。

 

ユーネクストで「コーダ あいのうた」と「ザ・プレイヤー」を鑑賞した。

「コーダ」の方は、自分以外他の家族全員がろう者で、健常者である事から頼りにされすぎて進学もままならなくなりかけている女子高生のお話。

よくできた映画でも、どうもこの手の映画はしっくりこない。

自分が「映画の中の映画」と思っているのは「ラストエンペラー」で、本来映画ってもんは、あのような特殊な環境に生まれ育った一個人の波乱の生涯を描く・・・というような、そんなのが一番映画らしい映画だと思う。

だから「コーダ」みたいな映画は「良い映画だ」とは思うけれど、それっきりだったりする。

一方「ザ・プレイヤー」の方は最高。

一見芸能界のバックステージもののようだけれど、実際は「サスペンス」みたいな内容だった。

若い頃のティム・ロビンスは背が高く顔がちっこく、そして童顔でかわいく。

「モテただろーなー」と思うような容姿。

だけれど「ザ・プレイヤー」で彼が演じている映画製作者は、嫌な奴。

嫌な奴が最後ハッピーエンド・・・理不尽で最高。

映画は観終わってほっこりするよりも、ゾワーッとする方が好きだ。