十階のモスキート

崔洋一監督が亡くなった為そう言えばYouTubeの「観る予定の映画」という自分で作ったリストに「十階のモスキート」を入れていた気がする・・・と思って早速観た。

主演は、内田裕也で恐らく三十代後半の頃だと思う、若くってよく見ると「リチャード・ギア」に似ていて格好いい。

この内田裕也演ずる警察官が離婚した妻から慰謝料を請求されたり飲み屋のツケが溜まったり競艇にハマったりしている内にみるみる借金が増え、追いつめられ最後は「郵便局」に強盗に入る、というお話。

どういう訳かこの警察官「冴えない男」なのにやたら一人暮らしの狭いアパートに女を連れ込むもんだから、所謂「ベットシーン」が多い。

娘役が小泉今日子・・・小泉今日子と言えば「なっちゃんとパパ」では田村正和の娘役を演じていたが田村正和内田裕也では全然違う。

ニューシネマの影響を伺わせる80年代の日本映画。

最後まで飽きずに観れた。