廃人日記2020年11月4日

相変わらず憂鬱で考える能力さえない日々。

憂鬱と言っても最低限やるべき事は、出来るのだから問題ない、と思っている。

明日は、就労移行事業所へ行く。

図書館に予約した書籍を取りに行かなければならない。

これ以上馬鹿になったら困ると思ってDHAのサプリを飲んでいる。

魚の成分が入っているようなので「魚魚魚魚を食べるとぉ♪」で多少頭が働くといいと祈るような気持ちで飲む。

「記憶力を維持する」と書いてあるガムも毎日噛んでいる。

気休めでもやらないよりはいい。

U-Nextで「ローズ」と「リリーのすべて」を観た。

「ローズ」はベット・ミドラー主演でジャニス・ジョップリンをモデルにしたローズという歌手の生涯を描いた作品。

ベット・ミドラー演ずるローズのパフォーマンスは素晴らしいがドラマの部分は「困ったさん」ローズの破天荒な私生活を描いていて・・・芸術家ってのは幼稚な部分がある

って話なのか・・・トラブルメーカーの日常を描いているようなもんでそんなに面白くもないかなぁ・・・。

ラストのこの曲はすごく感動した。

リリーのすべて」は、肖像画家の妻と風景画家の夫の夫の方が「自分の中の女」に目覚めてしまい、最初は面白がっていたけれど本気で夫が女になりたくなってしまい結果的に性転換手術までして感染症で亡くなってしまう、という話だった。

「自分は女」と言い出した夫に対してこの映画の妻は「気持ち悪い」とは言わず協力する。

夫婦愛の話だと思うけれど役者さんも上手くって感動させてくれて、とても良い映画だった。

身体のあっちこっちが痛く、もう自分は長く生きないのではないか、と思う日々。

U-Nextに「ザッツ・エンターティメント」シリーズが配信されて夕方一人小躍りしてしまった。

私は、10代の頃この「ザッツ・エンターティメント」が大好きで20回前後観た覚えがある。

この作品でジュディ・ガーランドの素晴らしさを知り4枚組のCDを購入した事など懐かしい思い出だ。

(後に飼った猫に「ジュディ」と名付けてしまった程好きな歌手)

「ザッツ・エンターティメント」シリーズには収録されていないが、この時代のミュージカル映画関係の動画で私が最近よく見るのは、これだ。


Judy Garland & Charles Walters Broadway Rhythm

廃人の近況

U-Nextで窪塚洋介柴崎コウ出演の「GO」という映画とクリント・イーストウッド監督主演の「恐怖のメロディ」を観た。

「GO」は2001年の作品だから19年も前の作品。

飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃の窪塚洋介や脇の父親役の山崎努と母親役の大竹しのぶもとても良かった。

柴崎コウは邦画史上1,2を争う美女かもしれない・・・と思う程とにかく綺麗。

在日韓国人に対する差別問題を扱いつつ青春真っ只中の恋愛や家族関係を描いている。

恐怖のメロディ」はイーストウッド監督第一作目の作品で、女ストーカーの恐怖を描いたサイコサスペンス。

似たような作品ならばこの間観た「白い肌の異常な夜」の方が面白い。

「GO」での柴崎コウ

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廃人日記2020年10月31日

U-Nextにて「ダージリン急行」と「荒野のストレンジャー」を観た。

ダージリン急行」は、ウェス・アンダーソン監督作で同監督の作品は「グラウンド・ブタペスト・ホテル」しか観た事がなく「ダージリン急行」の方は映像がお洒落だなぁとは思ったが、正直別段面白い映画でもなかった。

ウェス・アンダーソン監督ならば未見だけれど(観る予定)

天才マックスの世界」や「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の方が面白そう。

その当たりの作品を観ると、ウェス・アンダーソン監督に対する印象も変わるかもしれないが今のところ「映像がやたらお洒落」以外特に印象もない。

「荒野のストレンジャー」はクリント・イーストウッド主演監督。

イーストウッド演じる謎の男や演出等も中々斬新ってか。

こっちは、ストーリーはそこそこ面白かったけれど、それでもイーストウッドで西部劇ならばもっと良いのがありそうだな、と。

許されざる者」や「ダーティーハリー」等未見の古い作品含め今後もイーストウッド作品は観ていきたい。

角田光代著「晴れの日散歩」読了、角田光代の飼っている猫の「トト」の写真が沢山載っていた。

ちょっと太目のアメショーで可愛い。

ちょこちゃんは、寝ている私の身体の上で「ふみふみ」をしたりして、距離が縮まってきた気がして嬉しい。

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今日は、一日辛かった。

ここ数か月ガス代の「コンビニ払い」の請求書が来ず、払えなくって払わなかったらガスを止められた。

困った、と思い慌てて銀行にて払った。

「早くお風呂に入りたい」とガスがつくのを楽しみにしていたら「一旦ガスを止めたから再開するのに当たって3千円払わないとガスを開けられない」と言われた。

どうしてもこの3千円を払うのが納得がいかない。

某ガス会社から東京ガスに乗り換えようかと思った。

思ったけれど面倒なので払って再開してもらうかもしれない。

それらの事に関して私がガス会社と「ストレスフル」なやり取りをしていたら

ちょこちゃんもその感じが伝わるようで先程ちょこちゃんは布団の上でホリホリ

(ふみふみの強いバージョン)をして狂っていた。

それを見るとつくづくジュディーは、ストレスに強い猫だったんだな、と。

私が若い頃変な人物と交際して怒鳴られたりしていてもジュディーはテーブルの下にもぐって耐えていた。

この程度で「狂ったようなホリホリ」なんてしなかったなぁ、と。

そういう風に心の何処かでジュディーと比較しているとちょこちゃんがいじけた性格になるので辞めよう。

「泳ぐひと」憂鬱な日々。

U-Nextで「泳ぐひと」を観た。

バート・ランカスター主演で変な映画・・・。

いきなり海パン一丁で登場してラストまで、ずっと「海パン一丁」姿だった・・・バート・ランカスターが・・・。

高級住宅地に住むかつてのエリート広告マンが友人の家のプールを伝って自宅へ帰るという謎の設定。

その過程で、男の真実の姿が暴かれる。

・・・と言う「アメリカンニューシネマ」の代表作らしい・・・。

町山智浩の解説動画を見てやっとなんとか分かったけれど・・・。

騎士団長殺し」を読了した。

文章が上手なので読みやすかったけれど、主人公が画家というのが新機軸なだけで「ねじ巻き鳥クロニクル」や「海辺のカフカ」を思わせる内容。

寒くなってきたが、ちょこちゃんは一緒に寝てくれずむりやり布団の中に入れると嫌がって私を嫌いになるので一緒に寝たいのはやまやまだけれど、ちょこの側が率先して布団に入ってくれるまで耐えなければならない。

ジュディーは、こんな季節になると必ず寝ている私の頭をポンポンと前脚で優しく叩きそれを合図に私が布団を持ち上げると布団の中に入って来て私の腕を枕にして寝てくれた事を思い出す。

どうして、あんなに懐いてくれたのかなぁ・・・と思うけれど。

子猫時代から一緒に居るって大事というか・・・。

ジュディーとは相性が良かったのかな。

ちょこは、ちょこで良い子なんだけれどジュディーのような感じで自然に仲良くとは難しい。

少しずつ距離を縮めている最中というか。

昨夜「Yahooショッピング」で栞を購入した・・・「栞」ってどこに売っているのか分からない。

100均は探したけれど、気に入ったものはなかったし。

レシートとかでも代用できるけれど、千円以下なのだから買いたいと思って買った。

現在は、kindle森達也著「A」と町田康著「記憶の盆踊り」を読んでいる。

電子書籍は、タブレットスタンドで立てて読めるし「読書は紙」と電子書籍に偏見を持っていたけれどいざ利用してみたら中々便利なものだった。

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くつろぐキジトラのちょこちゃん。

「ワイルド・マン・ブルース」

Googleプレイで300円にてレンタル視聴。

クラリネット奏者でもある映画監督ウディ・アレンのヨーロッパツアーの様子を追ったドキュメンタリー作品。

映画の中のアレンと実際のアレンは、結局あまり変わらないのか・・・という・・・。

自虐的で皮肉っぽくってあのまんま。

奥さん、妹、ご両親も出演のファンならば必見の作品。

移動の際は常に奥さんと手を繋いでいて仲が良いんだなぁ、と。

ご両親は、キャラが濃い、妹さんは良い人そうな感じ。

文句を言いながらも仕事のノルマはきちんと精力的にこなしていく。

台詞はアドリブなんだろうか・・・。

ウディ・アレン好きの私はお金を払ってでも観て満足した。

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ウディ・アレンと妻のスン・イー

前のブログを書いていた頃観た映画で面白かった映画に関しての覚書。

又ブログをたいした理由もなく削除してしまった。

三か月前後行っていたブログなのだけれど・・・。

その三か月の間に観た映画で面白かった映画ベスト10

(と思ったけれど途中で疲れて断念)

順不同ってか、適当だけれど心に残った作品。

1位「GONIN」

事故直後の眼帯姿の殺し屋たけしと弟分の木村一八

ホモ関係を思わせるヒットマン二人が、ヤクザ事務所の金庫から大金を強奪した五人組を追う。

五人の内のリーダー格佐藤浩市の恰好良さや、竹中直人の不気味さ。

バブル経済崩壊後の日本社会の荒廃を表現しつつ社会の底辺を生きる男達は格好いい。

二位「ヌードの夜」

「GONIN」と同じ石井隆監督作。

竹中直人の特異な個性と、都会の男と女の愛憎劇。

・・・後何観たっけ・・・「ローマでアモーレ」も面白かった。

とらわれて夏」「夕なぎ」「白い肌の異常な夜」は面白かった。

式日」等も心に残った又、思い出したら書くかもしれない・・・。