文章は難しい・・・ジュディーの事。

さっき「昨夜書いたブログ記事」を読み直したら冒頭の部分が自分で読んでも

おかしいと感じたので一応直しておいた。

自分は、馬鹿だけれど文章を書くと脳が活性化される気がするというか。

漠然と思うより言語化をする習慣をつけると、馬鹿は馬鹿でも多少マシになるかもしれない。

ところで、ジュディーが亡くなって二年経過した。

ジュディーの事を思い出すと「かわいい、かわいい」と言葉にするのは簡単だけれど「本当にジュディーの事を思って」対応出来たのかと自問自答する。

そうすると、やはり「出来ていなかった」という事実に愕然とする。

使わなくなった美容器具とか・・・こんなもん買うお金があったら、どうしてもっとジュディーに「いい医療」を受けさせなかったのか、と情けなく苦しい。

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「ストーンウォール」と悶えるちょこちゃん。

映画「ストーンウォール」を観た。

所謂、LGBTの人達を描いた作品。

ゲイである事がバレて故郷に居ずらくなってしまった白人青年ダニーを主人公に据えてNYで貧しい生活をする性的少数者の若者達とダニーの絆やゲイに対する差別や偏見迫害などを描いている。

この作品の舞台が1960年代で80年代のゲイの若者の恋愛を描いた「君の名前で僕を呼んで」(この間観た)ではたった20年程度しか時間が経過していないのに80年代は既に

ゲイに対する理解は少なくとも1960年代よりは、かなり深まっていたように思う。

ダニーという主役の白人青年は架空の人物で実在の人物も何人か出て来たようで

ラストで「実在の人物達のその後」に少しふれていた。
この映画に出てくる「ストーンウォールの反乱」ってのも実際に起こった出来事みたい。

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この映画を観ている間ちょこちゃんは・・・

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このように悶えていた。

眼瞼痙攣と「ネイキッド・タンゴ」とぐったりするちょこちゃん。

日中眼球がチクチクして瞼も開けづらく、読書もままならず辛かった。

誰も相談できない・・・と思いFacebookの全国オルタナティブ協議会

に関わっている人(だと思う、よく知らない)によく分からないメッセージ

を送ってしまった。

メタボリックシンドロームのけがあるので頑張って運動もした。

夜になったら多少瞼の調子が良くなってU-Nextで「ネイキッド・タンゴ」という映画を観た。

年上の夫(フェルナンド・レイ)に子ども扱いをされている妻ステェファニーは、出来心から船から身を投げて自殺を図った女になりすました。

アルバという娘になりすましたステェファニーを迎えに来た男ジーコは、実は高級娼館を経営しており貧しい娘を騙して娼婦に仕立て上げていた。

・・・以下略というような話。

娼館でギャング同士の抗争が勃発しても殺し合いが起こっても「目隠ししている楽団」

が平然と演奏しているところがコントみたい。

マチルダ・メイは「ファニーフェイス」でレスリー・キャロンに似ている。

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↑「恋の手ほどき」のレスリー・キャロン

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↑「ネイキッド・タンゴ」のマチルダ・メイ

ま、とにかくそんなファニーフェイスのマチルダ・メイとチョーロという娼館で

危険な仕事を請け負っている「タンゴを愛する男」との悲恋を描いた作品。

ごく普通に楽しめるけれど、そこはかとなくB級感漂う作品ではある。

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↑暑くってグッタリする我が家のアイドルちょこちゃん。

苦悩の日々と「パンチライン」

自分は、幼少期精神科で誤診を受けておりその事について大変苦しんでいる。

インターネット上で調べたり、書籍で読んだエピソードでは
誤診⇒薬害⇒周囲の人が誤診に気が付く⇒減薬⇒一般就労をしてイキイキと暮らす。

と、うまくいけばこのような流れになる人が大半のようだが、自分の場合

誤診⇒物を考えない親が薄々誤診に気がついていながら生活保護と障害者年金を

「誤診に基づいて」申請⇒中年になって「発達障害」と言われて断薬。

⇒一般就労をしてイキイキとまでは、いかず就労移行事業所にてスキルアップの為

勉強をする。

と後者の流れになってしまった。

今日は、「サードオピニオン 練馬」だったのでこの辺の話もしたく行きたかったのだが金銭的に苦しくなってしまって行けなかった・・・(+_+)

 

暑くって吐き気がする・・・「金銭的に苦しい」と言っても猫が居るのでエアコンは

つけている、自分はともかく猫が熱中症になったら大変だから。

U-Nextで「パンチライン」という1988年製作の映画を観た。

フォレストガンプ 一期一会」では親子役をやっていたトム・ハンクスサリー・フィールドがメジャーなお笑い芸人を目指す過程を描いたバックステージもの。

切磋琢磨しながらも専業主婦のライラ(サリー・フィールド)と親のコネで医学部に入学したけれどカンニングがバレて退学になりスタンダップコメディアンとして生きていくより他ないスティーブン(トム・ハンクス)の間には恋が芽生える。

けれど、賢明なライラは、夫を選び家庭重視の主婦に戻っていく。

若い頃のトム・ハンクスはとってもキュートで、現在のような大物俳優になるとは

80年代当時は、思わなかった。

観終わって暖かい気持ちになれるヒューマンコメディだと思う。

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廃人日記in就労移行事業所と私。

既に「就労移行事業所」に通所し始めて8ヶ月程経過した。

利用者の内一割知的障害者、一割軽度知的障害者後は、重度の精神疾患の人

(ずーっと話していて明らかに「躁鬱」の躁のけが強い人が一人)

残りは、「鬱病」の人と自分のような「発達障害」の人。

午前中は、自習の時間で自分は、htmlやWordやExcelの勉強をしているが

明らかにずっとYouTubeを観ている人(事業所側も「来る人数」が多いと国から「なんとか金」が入るみたいで特に何も言われていない)

ずっとタイピングをひたすらしている人。

コミュニケーションに関しては、楽なんてもんじゃあない。

話さなくっても怒られない。

いっくらなんでも「普通の職場」でムッツリ黙っていたらまずいんだろうけれど

(職場ではないし)昼休み等も読書したり人と話さなくっても何も言われないし

だいたい「知的障害の人」(軽度も含む)が利用者の半数近く居て、会話も成立しないし。

挨拶だけは、神経質にしているけれど、後はとことんムスッとしていても文句も言われない。

なんとか、通所して「決まった時間に決まった場所へ来る事自体はできる」という評価を得て人と関わりたくないから「在宅」の仕事を斡旋してもらいたい。

今日は、夕方図書館へ行った。

「映画時評 2012-2014」蓮見重彦

「雑食映画ガイド」
「俺は死ぬまで映画を観るぞ」四方田犬彦

「健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて」熊代亨著

「FAKEな平成史」森達也

を借りた。

映画関係の書籍は、拾い読みして残りの二冊は、通読予定。

ちょこちゃんは、ロフトの上が好きで・・・というか「孤独を好む」ハードボイルド猫で・・・。

だものだから、自分は毎日寂しい気持ちになる。

ジュディーはベタベタとくっついてきて、あれが普通と思っていたが、きっと「猫界」

では、ちょこちゃんの性質の方が一般的なんだろう、とハラリと涙を流す私。

一人称が「私」になったり「自分」になったりしてしまう。

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ホームページ製作に当たって画像を加工した。

 

 

ダーティハリー

いつ製作された作品なんだろうと思ったら、1971年製作。

自分が産まれる4年前の作品。

全体的に案外と地味というか、もう他の作品で観た事があるような展開。

きっと、これは「ダーティハリー」の影響を受けた作品を観ていてこっちが勝手に既視感というか。

ドン・シーゲル×クリント・イーストウッドなら個人的には「白い肌の異常な夜」

の方が面白かった。

連続殺人犯「スコルピオ」が性格の悪そうな白人野郎で。
ダーティハリー自身は、個人主義の一匹狼だから独断で判断して市長や上司の命令を無視。

結局犯人を殺害できたからいいものの、一般市民が死んだら大問題なんだろうに。

と、観ている者をヒヤヒヤさせながらも格好いいキャラハン刑事のイーストウッド

 

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ガス燈

自己愛性人格障害の人からモラハラを受けた経験が自分はあってだものだから

そういうサイトを熟読していたら「映画「ガス燈」は心理的虐待を描いた名作」

と書いてあったのでU-Nextで配信されていたし観てみた。

心理的虐待を「ガスライティング」といってそれはこの映画の内容からそう呼ばれるようになったらしい。

映画自体は、周囲から妻を孤立させて周囲に「妻はおかしい」と吹聴し少しずつ追い詰めていく夫グレゴリーの真の目的は・・・。

というようなサスペンスだった。

夫グレゴリー役シャルル・ボワイエは、美男子だけれどいかにも悪そうで裏がありそうで適役だと思う。

この夫グレゴリーと妻ポーラ(イングリット・バーグマン)とグレゴリーの言動に疑惑の目を向ける刑事ブライアン(ジョセフ・コットン)が中心になって展開する心理劇。

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若い頃のイングリット・バーグマンはエロティックすぎないナスターシャ・キンスキー

って感じ(つまり、ナスターシャ・キンスキーはエロティックすぎるイングリット・バーグマン)どうでもいいけれど案外大柄だなぁ、と思った。