自分や自分の半生。

つい数年前まで見た目ばかり気にしていて今でも後悔しているのは亡くなってしまった愛猫ジュディーちゃんにもっと美味しい高額な餌を食べさせたかった、という思い。

貧困なのに、やたらとスキンケアにお金を使って何がしたかったんだか思い返してもよく分からない。

仕事をして生きていく事や勉強をする、そのような類の事に関して自信がなく内面や能力は劣っている、と思っていた。

「いた」と過去形だとまるで今は違うようだけれど、今はたまに「境界知能なのでは」と思う事がある。

(長年精神科と関わっているのに世代的にWAISもやった事がない、自分は「広汎性発達障害」と診断されているが心理検査WAISもせず、「幼少時からの経緯」の問診でそのように診断された)

「広汎性発達障害」とはなんだろう・・・と調べたら「自閉症スペクトラム症」とほぼ同じ症状の障害でDSMを使っているお医者さんは「自閉症スペクトラム症」と言うけれど「ICD」を使っているお医者さんは今でもたまに「広汎性発達障害」と言うらしい。

この障害が原因なのだろうけれど若い頃から「女の人の集団」に一切適応できなかった。

見た目だけは良かったので、見た目がいいと若い頃はコミュニケーション能力なぞ全くなくってもボサーッとしているだけで「異性関係」だけはなんとかなった。

なんとかなったと言っても決して「上手くいった」とは言い難く一人暮らしのアパートをラブホ代わりに色々利用されたような気もする。

今の主治医の先生は本当に優しくって漫然と医療に囲い込まれて自立の機会もなかった事を理解してくれて今回就職活動するのにあたっても他人から誤解されないように意見書を沢山書いてくれた。

最近は「認知行動療法」や「瞑想」「散歩」など頑張ってメンタルを強靭に保つ為の努力をしている。

昔は読書と言えば「小説」ばかりだったのだがここ数年は一年に一冊も小説を読まない。

つい数年前まではもう少し読んでいて最後に読んだ小説は村上春樹の「騎士団長殺し」と中山可穂「愛の国」を読んだっきり読んでいない。

村上春樹は新刊が出たようだがお爺ちゃんなのでそろそろ自己模倣に陥って面白くなくなるでしょう、もうなっているか知らない・・・。

その代わり最近は映画は本当によく観る、映画と言ってもここ数年は劇場には行かない。

配信で観ているけれど返却しなくってよいので「TSUTAYA」などで借りて観ていた頃より手軽に観れて大変満足している。

若い頃映画館に行ったら(一人で)前の席でイチャイチャしているカップルが居て(因みにウォン・カーウァイ欲望の翼」)

男の方はさすがに途中から真面目に観ていたが「女の方」は「もー飽きちゃったー」みたいな雰囲気で気になって仕方なかった。

又、観ている最中「あんぱんの袋」をバリッと開けるのは辞めて欲しい。

内容的に佳境にさしかかっているのに突然「トイレ」に立つ人も気になるから辞めて欲しい。

昔池袋の映画館に平日の昼間「アウトレイジ」を観に入ったら5人も観客がおらず自分としては「貸し切りみたい」と嬉しかったが男の客がガラガラなのにどういう訳か「ピタッ」と自分の隣の席に座った時は怖かった。

「天と地」(調べたら「1993年」の映画だから30年も前の話・・・)

を観に行った時隣のオッサンに痴漢をされてしかし自分は「本当に映画好き」なので真剣に観ていたら辞めてくれた・・・。

以上深夜の独り言である。


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